
01 / Food
日本のサンドイッチが、ブリュッセルを制す
まず最初に出会ったのは、ブルス広場(Bourse / Beurs)のすぐ近く、路地を歩いていると突然現れる日本語の看板。「サンドイッチ」と大きく書かれた店名が目印でした。
CHOU SANDO(サンドイッチ)
📍 ブリュッセル中心部 / Rue du Marché aux Herbes 周辺(グランプラス至近)
「Sandwicherie Japonaise & Épicerie Fine(日本式サンドウィッチ&高級食料品店)」を掲げるこのお店。鶏カツ・メンチカツ・豆腐カツなど、日本の「カツサンド」文化がそのままベルギーに上陸! ヘルシー志向の現地女子にも人気で、店内は昼どきには混み合います。テイクアウトはバーでオーダー、イートインは席を案内してもらえる仕組みみたいでした。
📸 Instagram:@chousando
「SANDO LOVERS」——日本のポップイラストと共に英語でテイクアウト・イートインの案内が並ぶ。観光客にも分かりやすい工夫が嬉しい!
02 / Shop
謎すぎる「ICHIBAN コーヒー」の正体
ブリュッセルの中心部を歩いていて二度見したのが、このお店。黒いシックな外観に、丸い看板。そこには大きく「ICHIBAN コーヒー」の文字。「おっ、コーヒー休憩でもしようかな」と思って中を覗くと……そこにあるのはコーヒーマシンじゃなくて、大量のアニメフィギュアや日本のお菓子! ここはコーヒーショップというより、ガッツリ系のアニメグッズ専門店でした。
海外では「Cafe = コミュニティが集まる場所」というイメージが強いから、アニメファンが集まる居場所として、あえてこの名前を選んだのかも。カタカナの「コーヒー」が可愛すぎる😊
🌐 公式サイト:www.ichiban-store.be / 📸 Instagram:@ichiban_belgium
さらにお店を覗くと「OYAKATA(親方)」ブランドのカップ麺が並んでたり、キユーピーマヨネーズが巨大サイズで売られていたり……。日本語がいっぱい。
今、ヨーロッパの若者の間では、日本語(特にカタカナ)は「クールなデザイン」として大人気らしい。アニメで見たあの味を実際に試したい!という熱量もすごくて、日本語が書いてあるだけで「本物感」や「クオリティが高い」という証明になるらしいよ。でも、それ日本に売ってないけどね(笑)
03 / History
証券取引所が「ビールの殿堂」に!?
日本文化に圧倒されたけど、ふと隣を見れば、何百年も前からあるような重厚な石造りの塔が建っていたりする。街の中心にドーンと構える荘厳な建物、それはブリュッセル証券取引所(La Bourse)。1873年に建てられた新古典主義の歴史的な建築で、あの彫刻家ロダンも装飾に関わってるらしいよ。
Belgian Beer World(ベルギー・ビール・ワールド)
📍 La Bourse / Grote Markt 周辺、ブリュッセル中心部
昔は株の売買が行われていた場所が、2023年にリニューアルして「ビールの体験型ミュージアム」に生まれ変わりました!最新のデジタル展示でビールの歴史を学んだり、試飲を楽しんだり。建物の屋上にはバーがあって、ブリュッセルの街並みを一望しながら自分好みのビールを味わえます。
🌐 www.belgianbeerworld.be
04 / Architecture
街の歴史を見守る「建築のパズル」
左:外観 / 右:内部(荘厳なバシリカ様式)
聖カトリーヌ教会(Église Sainte-Catherine)
📍 魚市場(Place Sainte-Catherine)隣接、ブリュッセル中心部
1850〜1870年代にかけて建てられた教会。ゴシック様式をベースにルネサンスやバロックの装飾がミックスされた「折衷主義」というスタイルで、まるで「建築のパズル」のよう。壁の黒ずみは大気汚染によるもので、2020年頃から大規模なクリーニングと修復作業が進行中。今しか見られない「修復前のビターな雰囲気」も貴重な記録!
🌐 eglisesaintecatherine.be
05 / Real Brussels
結局、今のブリュッセルは「工事現場」だらけ!?
今回ブリュッセルを歩いていて、一番よく見た景色は……実はこれかもしれない(笑)bpost(ベルギー郵便)のビルの前だけじゃなく、証券取引所の周りも、聖カトリーヌ教会のふもとも、あっちもこっちもオレンジ色の重機やフェンスだらけ!まさに「絶賛・街ごとアップデート中」という感じで、歴史的な建物を撮ろうとしても、どうしても重機がフレームインしてくるのが今のブリュッセルのリアル。私みたいな重機フェチにはおススメの時期かもね(笑)
古いものをリスペクトしながらも、そこに留まらずに「今」を全力で作り変えていく——カオスでタフなブリュッセルの空気感。
Deep Dive
なぜブリュッセルに「日本語」があふれているの?
① 日本語はデザインアイコンになっている
「ICHIBAN(一番)」「サンドイッチ」など、日本語(特にカタカナ)は現地の若者に「クールでスタイリッシュなビジュアル」として認識されています。クールジャパン戦略が長年かけて根付いた結果です。
② アニメ+食体験はセットで楽しまれる
「アニメで見た食べ物を実際に食べたい!」というファン心理がそのまま消費行動に直結。OYAKATAのカップ麺、キユーピーマヨネーズが普通のスーパーで売れる理由がここにあります。
③ 日本語ロゴ=「本場感・クオリティ保証」の演出
現地ブランドがあえて日本語をロゴに使うのは、「日本品質」への憧れと信頼の表れ。ベルギー人オーナーたちの「日本への愛」だと思えば、ちょっとぐっときますよね。
カオスなブリュッセルに元気をもらった!
歴史ある石造りの教会の通りを歩いて5分、アニメTシャツとキユーピーマヨネーズに出会う——それがブリュッセルの懐の深さ。みんなも次にベルギーに行く時は、きっと今とはまた違う景色になっているはず。「ガイドブック通りじゃない」今のブリュッセルを、ぜひ自分の足で、アクティブに楽しんでみてね!